2011年11月20日日曜日

♪何している? 大晦日は

才色兼備の女性シンガーってカナダ産が多いと再認識させてくれたエミリー・クレア・バーロウ(Emilie-Claire Barlow)。2007年のクリスマス・アルバム『ウィンター・ワンダーランド』(日本盤)も、素直なジャズフィーリングがボーカルに発散され心地よい時間が提供される1枚だ。録音は前後しているだろうが、ヘイリー・ロレン(Halie Loren)より少々年長か。しかしながら、エミリーにはジャジーとキュートさが同居、陽気で品のあるパフォーマンスに楽しさがある。
出だしの「ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ニュー・イヤーズ・イヴ」がアルバムコンセプトを決め、逆に、この曲自体の魅力を知らしめている。ジャズアルバムならではのヴァースからの引導に納得。チャーリー・ブラウン発の「クリスマス・タイムズ・イズ・ヒア」はボーカルセンス光るかなりいい感じ。コミカルに崩して歌われることが多い「ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド」、「アイブ・ガット・マイ・ラブ・トゥ・キープ・ミー・ウォーム」などの歌唱に、プロデュース・アレンジも手がけたというエミリーらしさが感じられる。
本日は午後から雪かな。

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