2012年5月16日水曜日

「カントリー・ストロング」

「カントリー・ストロング」(シャナ・フェステ監督)、2010年製作、グウィネス・パルトロウ主演、架空(?)のカントリー・ミュージック女王物語なのだが、本邦では劇場未公開。店頭で目にとまったサウンドトラックCDは、ためらいなく購入し、しばしの後、日本版DVDも発売され手元に置いたものの、諸般の事情からやっと視聴できた。
想像していたような、コンテンポラリー・カントリーの世界が描かれていたというのが率直な感想。ティム・マッグロウ、レイトン・ミースターの若手男女の役どころも含めて、ソフィストケイテッドとは対極の人物像の描出で、安易な二分法には固執しないが、ニューヨーカーとはいわないまでも米国の都会人は、この映画をどう見るのだろうか(そもそも、見ないのか)、興味が沸いてくる。
ちょっとベタっとしているが、もちろん私は嫌いではない。
サントラ盤にはサラ・エヴァンス(Sara Evans)、リー・アン・ワーマック(Lee Ann Womack)、フェイス・ヒル(Faith Hill)ら、物語の主役に匹敵する実力者の録音が収載、映画には登場していないと思ったのであるが、ちょっと注意散漫だったか。次回は心して観ましょう。
製作の一人がトビー・マクガイアとなっているのも、気になるところ。

「カントリー・ストロング」の評価メモ
【自己満足度】=★★★★☆
【お勧め度】=★★★☆☆

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